as…asの意味と使い方|英会話でよく使う表現を紹介
英会話や英語の勉強をしていると、「as…as」という表現をよく目にしませんか?
「同じくらい」という意味で覚えている方も多いかもしれませんが、実は as…as はさまざまな熟語やフレーズの形で使われています。
この記事では、as…asの基本的な意味や使い方から、英会話でよく使われる定番フレーズまでわかりやすく解説します。例文も紹介しているので、実際の使い方をイメージしてみてください。
as…asとは?基本の意味を理解しよう
as…as は、「~と同じくらい」という意味を表す英語表現です。人や物、状況などを比較するときに使われます。イメージは「イコール」です。
as…asの基本的な使い方
ここでは、as…as の代表的な使い方を紹介します。基本を押さえておくことで、さまざまなフレーズもスムーズに理解できるようになります。
「〜と同じくらい」の比較(形容詞&副詞)
as…as の最も基本的な使い方が、2つのものを比べて「〜と同じくらい〇〇だ」と同程度であることを表す表現です。
「as + 形容詞/副詞の原級(元の形) + as」の形で使い、比較したい内容(状態や特徴なのか、動作の様子なのか)によって、間に入る言葉が形容詞と副詞に分かれます。
実際の例文で見ていきましょう。
形容詞を使った例:
- My bag is as heavy as yours.
(私のバッグはあなたのバッグと同じくらい重いです。)
- This restaurant is as popular as the one near the station.
(このレストランは駅の近くのお店と同じくらい人気があります。)
- My coffee is as important as my morning alarm.
(コーヒーを飲むことは、目覚まし時計と同じくらい大事です。)
副詞を使った例:
- Please speak as slowly as possible.
(できるだけゆっくり話してください。)
- He can swim as well as his father.
(彼は父親と同じくらい上手に泳げます。)
比較するときは、asとasの間に「どのくらい〇〇か」、 as の後ろに「何を比較して」が入ります。〇〇は、上の例文のように、「重い」「人気だ」「ゆっくり」「上手に」のように形容詞や副詞の原級が入ります。
「できるだけ〜」を表す as…as possible
as…as possible は、「できるだけ~」「可能な限り~」という意味を表す定番表現です。
英会話やビジネスメールでも非常によく使われます。
基本の形は次のとおりです。
【as + 形容詞・副詞 + as possible】
例文:
- Please come as early as possible.
(できるだけ早く来てください。) - Write as clearly as possible.
(できるだけわかりやすく書いてください。) - I want to practice English as much as possible.
(できるだけたくさん英語を練習したいです。)
旅行先でお願いをするときや、仕事で依頼をするときなど、さまざまな場面で活躍する便利な表現です。ネイティブもよく使う表現なので、耳にすることも多いと思います。
よく使うas…asの定番フレーズ
as…as を使った表現には、英会話や英語の文章で頻繁に登場する定番フレーズが数多くあります。ここでは、特によく使われる表現を意味や使い方、例文とあわせて紹介します。
as soon as(~したらすぐに)
as soon as は、「~したらすぐに」「~するとすぐに」という意味を表す表現です。何かが起こった直後に次の行動をすることを表し、日常会話でもビジネスシーンでもよく使われます。
例文:
- I’ll call you as soon as I get home.
(家に着いたらすぐに電話します。) - Please let me know as soon as you arrive.
(到着したらすぐに知らせてください。) - She started cooking as soon as she came home.
(彼女は帰宅するとすぐに料理を始めました。)
ワンポイント:
未来の出来事について話す場合でも、as soon as の後ろは現在形を使うのが英語のルールです。
〇 I’ll call you as soon as I arrive.
× I’ll call you as soon as I will arrive.
as soon as possible(できるだけ早く)
as soon as possible は、「できるだけ早く」という意味の定番フレーズです。チャットでは、省略して ASAP と表記されることもあります。
例文:
- Please reply as soon as possible.
(できるだけ早く返信してください。) - We need to finish this project as soon as possible.
(できるだけ早くこのプロジェクトを終わらせる必要があります。) - I’d like to see you as soon as possible.
(できるだけ早くお会いしたいです。)
as much as(~と同じくらい)
as much as は、「~と同じくらい」という意味で、量や程度を比較するときに使われます。
例文:
- I love coffee as much as tea.
(私は紅茶と同じくらいコーヒーが好きです。) - He studies as much as his sister.
(彼は妹と同じくらい勉強します。) - She spends as much time as possible reading books.
(彼女はできるだけ多くの時間を読書に使っています。)
much は数えられない名詞や量・程度を表すときに使います。数えられる名詞には as many as を使うので、使い分けを覚えておきましょう。
as much as possible(できるだけ多く)
as much as possible は、「できるだけ多く」「できる限り」という意味を表します。
例文:
- Try to speak English as much as possible.
(できるだけ多く英語を話しましょう。) - Save as much money as possible.
(できるだけ多くのお金を貯めましょう。) - I want to spend as much time as possible watching Netflix. (できるだけ長くNetflixを見ていたいです。)
as many as(~と同じくらい)
as many as は、「~と同じくらい多くの」という意味で、数えられる名詞の数を比較するときに使います。
例文:
- I have as many books as my brother.
(私は兄と同じくらい本を持っています。) - She answered as many questions as he did.
(彼女は彼と同じくらい多くの質問に答えました。) - We need as many volunteers as possible.
(できるだけ多くのボランティアが必要です。)
その他のよく使う熟語を紹介(イコール以外の意味)
ここからは、as…as を含むその他の定番フレーズを紹介します。これらの定番フレーズはとてもよく使われます。日常英会話だけでなく、ニュースや映画、ビジネス英語でも耳にするので、意味や使い方を理解すると本当に役立ちます。
また、実際の会話で使えると英語の表現力が一段とアップしますよ。
as long as(~する限り、~である限り)
as long as は、「~する限り」「~である限り」という意味を表します。条件を示す際によく使われる表現です。
例文:
- You can stay here as long as you are quiet.
(静かにしている限り、ここにいても構いません。) - I’ll help you as long as I can.
(できる限りあなたを手伝います。) - I’ll go anywhere as long as there’s good food. (おいしいご飯がある限り、どこへでも行きます。)
as well as(~だけでなく~も)
as well as は、「~だけでなく~も」という意味を表します。
例文:
- She speaks English as well as French.
(彼女は英語だけでなくフランス語も話します。) - He enjoys reading as well as writing.
(彼は読書だけでなく執筆も楽しんでいます。) - The hotel offers breakfast as well as free Wi-Fi.
(そのホテルでは朝食だけでなく無料Wi-Fiも利用できます。)
as good as(ほとんど~も同然)
as good as は、「ほとんど~も同然」「事実上~」という意味で使われます。
例文:
- The game is as good as over.
(その試合はほとんど終わったも同然です。) - His promise is as good as a contract.
(彼の約束は契約も同然です。) - The project is as good as finished.
(そのプロジェクトはほぼ完成しています。)
as far as(~する限りでは)
as far as は、「~する限りでは」「~に関する限り」という意味を表します。
自分の知識や意見、経験の範囲を伝える際によく使われます。
例文:
- As far as I know, he lives in Osaka.
(私が知る限り、彼は大阪に住んでいます。) - As far as I remember, the meeting starts at 10.
(私の記憶では、会議は10時開始です。) - As far as I’m concerned, that’s a good idea.
(私としては、それは良い考えだと思います。)
as little as / as many as(数量を強調)
as little as と as many as は、数量を強調したいときによく使われます。
as little as(わずか~、たった~)
予想より少ない数量を表すときに使います。
例文:
- The ticket costs as little as $10.
(そのチケットはわずか10ドルです。) - You only need as little as five minutes a day.
(1日たった5分あれば十分です。)
as many as(~もの)
予想以上に多い数量を強調するときに使います。
例文:
- As many as 500 people attended the event.
(500人もの人がイベントに参加しました。) - She has as many as 1,000 books.
(彼女は1,000冊もの本を持っています。)
【応用編】さまざまな仕事で使えるフレーズ
仕事の場面で使えるフレーズを集めました。
飲食店の店員さんが使えるフレーズ
I’ll bring your drink as soon as it’s ready.
(お飲み物ができ次第、お持ちします。)
We’ll call your name as soon as your table is ready.
(お席の準備ができ次第、お名前をお呼びします。)
We’ll do our best to accommodate your request as much as possible.
(できる限りご要望にお応えいたします。)
ショップ店員さんが使えるフレーズ
I’ll let you know as soon as the new items arrive.
(新商品が入荷しましたらすぐにお知らせします。)
This jacket goes well with jeans as well as skirts.
(このジャケットはジーンズにもスカートにもよく合います。)
美容師さんが使えるフレーズ
How short would you like your hair?
(どのくらい短くしますか?)
I’ll keep the length as much as possible.
(できるだけ長さを残しますね。)
as…asに関するよくある質問
Q1. as…asとthanの違いは何ですか?
A. 2つのものを比べたときに「同じくらい」か「どちらか一方が上」かという意味の違いがあります。
as…as は「〜と同じくらい」、thanは「こちらの方が〜だ」と差があることを表します。必ず比較級+than のセットで使われます。
- as…as:同じくらい
- 比較級 + than:~より
例:
Tom is as tall as Ken.
(トムはケンと同じくらい背が高い。)
Tom is taller than Ken.
(トムはケンより背が高い。)
Q2. as…asの後ろには何が入りますか?
A. 比較する相手を表す「単語(名詞)」を置く場合と、状況を説明する「主語+動詞(文)」を続ける場合の2つのパターンがあります。必要に応じて、文を続けることもできます。
- I’m as busy as my manager.
(私はマネージャーと同じくらい忙しいです。) - She isn’t as outgoing as she looks.
(彼女は見た目ほど社交的ではありません。)
Q3. as…asとso…asの違いは何ですか?
A. 現代英語では、肯定文では as…as を使うことが一般的です。
She is as tall as her sister.
一方、so…as は古い表現や、イギリス英語の一部で否定文に使われることがあります。
He isn’t so tall as his brother.
ただし、現在は
He isn’t as tall as his brother.
のほうが自然で、こちらを覚えれば十分です。
Q4. as much asとas many asの違いは?
A.この2つは、比較する対象が「数えられるものか、数えられないものか」によって使い分けるのがルールです。
- as much as:量(数えられないもの)
- as many as:数(数えられるもの)
例:
I don’t drink as much coffee as my coworker.
(私は同僚ほどコーヒーを飲みません。)
We invited as many as 100 guests.
(100人ものゲストを招待しました。)
Q5. 英会話でasを使う表現で、まず覚えたらよいものは何ですか?
A. まず覚えたいのは次のような定番表現です。
- as…as(~と同じくらい)
- as soon as(~するとすぐに)
- as…as possible(できるだけ~)
- as long as(~する限り)
これらは日常会話や仕事でもよく使われます。
一方で、「理由」を表す As(=Becauseの意味)は、初心者なら Because を使ったほうが自然に伝わる場面が多いでしょう。As単独での使い方は別の記事でご紹介します。
「同じくらい」だけじゃない!as…asを使いこなして表現力を広げよう
as…as は、「~と同じくらい」という比較だけでなく、英会話でよく使われるさまざまなフレーズの基本となる表現です。
今回紹介した表現を振り返ってみましょう。
- as…as:~と同じくらい
- as…as possible:できるだけ~
- as soon as:~したらすぐに
- as soon as possible:できるだけ早く
- as much as:~と同じくらい、できるだけ多く
- as many as:~と同じくらい多く、~もの
- as long as:~する限り
- as well as:~だけでなく~も
- as good as:ほとんど~も同然
- as far as:~する限りでは
- as little as:わずか~
これらの表現は、英会話や英文で頻繁に登場します。意味だけでなく、例文を覚えることで自然に使いこなせるようになります。
まずは自分が日常会話で使えそうなフレーズから少しずつ取り入れ、実際に声に出して練習してみましょう。
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「as…as」のような定番フレーズは、知識として覚えるだけでなく、実際の会話のなかで繰り返し使うことで身に付いていきます。
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