英会話を独学で上達させる方法とおすすめ教材・アプリを紹介
「英会話を始めたいけれど、スクールに通う時間や費用が気になる」「独学でも英語を話せるようになるのだろうか」と考えている方は少なくありません。
英会話は、独学でも継続的に学習すれば上達を目指せます。ただし、単に教材を読むだけでは、実際に英語を話す力につながりにくいこともあります。
この記事では、英会話を独学するメリット・デメリットや、上達するための具体的なステップ、おすすめの教材やアプリについて解説します。
英会話は独学でも上達できる?メリット・デメリット
英会話の独学にはメリットだけでなく、注意しておきたい点もあります。
まずはメリットとデメリットの両方を理解しておきましょう。
英会話を独学で勉強するメリット
英会話を独学で勉強するメリットとしては主に次の3つが挙げられます。
費用を大幅に抑えられる
独学の大きなメリットは、学習にかかる費用を抑えやすいことです。
英会話スクールでは入会金や月額料金が必要になる場合がありますが、独学であれば、単語帳や参考書、無料アプリなどを中心に学習できます。
必要な教材を自分で選べるため、予算に合わせて学習を進めやすい点も特徴です。
自分のペースでスケジュールを調整できる
独学では、決まった時間にレッスンへ参加する必要がありません。平日は20分だけ、休日は1時間など、仕事や家事、学校の予定に合わせて学習時間を調整できます。
毎日まとまった時間を確保できない人でも、短時間の学習を積み重ねやすい方法といえます。
周りの目を気にせずリラックスして練習できる
英語を話すことに慣れていない場合、人前で間違えることに抵抗を感じる人もいます。独学であれば、自宅など落ち着いた環境で何度でも発音や会話の練習ができます。
失敗を気にせず繰り返せるため、英語を声に出すことへの抵抗を減らしやすいでしょう。
英会話を独学で勉強する場合のデメリット
英会話の独学には、自分のペースで学習できる一方で、学習方法に迷ったり、モチベーションを維持しにくかったりするなどのデメリットもあります。
ここでは、英会話を独学で学ぶ際に注意したい3つのデメリットを紹介します。
モチベーションの維持や習慣化が難しい
独学では、学習をサポートしてくれる先生や、決まった時間に受講するレッスンがありません。そのため、自分で学習時間を決めて、継続して取り組む必要があります。
特に、仕事や学校などで忙しい日が続くと、「今日は疲れたから明日にしよう」と学習を後回しにしてしまうこともあります。
学習を習慣化するには、「毎朝10分だけ勉強する」「通勤中に単語アプリを使う」など、日常生活に無理なく学習時間を組み込むことが大切です。
また、モチベーション維持のために「1週間続けたら好きなことをする」など、ご褒美となるルールを決めておくこともひとつです。
間違いに気づきにくく、フィードバックが得られない
独学で英会話を学ぶ場合、自分の英語の間違いに気づきにくいというデメリットがあります。
特に、文法や発音については、自分では正しく話しているつもりでも、実際には不自然な表現になっていることがあります。
間違いに気づかないまま繰り返し練習すると、誤った表現が定着してしまうこともあるでしょう。
そのため、独学する場合でも、定期的に添削サービスやAIツールなどを活用して、自分の英語にフィードバックをもらうことが大切です。
自分では気づきにくい間違いを確認し、正しい表現に修正しながら学習することで、より効率的に英会話力を伸ばせます。
実践的なアウトプットの機会が不足しやすい
単語や文法を覚えたり、英語の音声を聞いたりするだけでは、実際の会話で使える英語力を十分に身につけるのは難しい場合があります。
英会話では、覚えた表現を自分で使って話すアウトプットの練習も重要です。
しかし、独学ではひとりで学習する時間が多くなるため、実際に相手と英語で会話する機会が不足しやすい点に注意が必要です。
独学を中心に学ぶ場合は、独り言英語や音読などでアウトプットの量を増やす方法があります。
さらに、必要に応じてオンライン英会話なども取り入れ、実際に人と英語で話す機会を作るとよいでしょう。
英会話を独学で上達させるための4つのステップ
独学で英会話を学ぶ場合は、基礎から順番に進めると効率的です。
Step1. 中学レベルの英文法を身につける
まずは、中学校で学ぶ英文法を理解しましょう。英会話では難しい文法よりも、基本的な文法を正しく使えることが重要です。
たとえば、以下の項目を確認しておくと会話の土台になります。
- be動詞
- 一般動詞
- 現在形・過去形
- 助動詞
- 疑問文・否定文
参考書を一冊決めて、繰り返し学習する方法がおすすめです。
Step2. 単語帳を使って語彙力を増やす
会話をするうえで、知っている単語の数が表現の幅に影響します。
初心者の場合は、まず中学レベルから高校基礎レベルの単語を覚えるとよいでしょう。
一度に多く覚えようとせず、毎日20〜30語程度を繰り返し確認する方法が続けやすいです。
Step3. 発音・リスニングで「聞ける耳」を鍛える
英語を話せるようになるには、英語の音を正しく聞き取ったうえで、自分でも同じように発音する練習が大切です。
特に独学では、音読を取り入れることをおすすめします。
音読は、教材の英文を声に出して読む学習方法です。英文を目で追いながら実際に声に出すことで、発音だけでなく、英語のリズムやイントネーションにも慣れることができます。
まずは、自分のレベルに合った短い英文を1文ずつ音読することから始めましょう。
慣れてきたら、教材の音声を聞いてから音読するなど、少しずつ練習方法を広げていくとよいでしょう。
Step4. 独り言英語でアウトプットを増やす
独学でも、英語を実際に話すアウトプットの練習はできます。その方法のひとつが「独り言英語」です。
日常生活で目にしたことや、そのときの気持ちなどを英語で表現してみましょう。
たとえば、次のような簡単な英文から始められます。
- I’m making breakfast.(朝食を作っています)
- I need to leave soon.(そろそろ出かけないと)
- It was a busy day.(忙しい一日でした)
最初から難しい表現を使う必要はありません。自分が知っている単語や文法を使って、まずは英語にしてみることが大切です。
うまく言えなかった表現は後から調べて、正しい英文を確認しましょう。
独学とオンライン英会話の併用もひとつの方法
独学だけで学習を続けることもできますが、必要に応じてオンライン英会話を組み合わせる方法もあります。独学を中心に進めながら、月に数回でもオンライン英会話を利用すると、普段の学習で覚えた表現を使う機会になるため、インプットとアウトプットをスムーズに行えるメリットがあります。
独学では、文法や単語、リスニングなどの基礎を自分のペースで学べ、オンライン英会話では、実際に英語を使う練習ができます。「独学で覚える」「会話で使う」という流れを作ることで、学習内容を定着させやすくなります。
初心者や忙しい人には「アレバ」がおすすめ
オンライン英会話サービスを選択肢のひとつとして検討する方法もあります。
たとえば、オンライン英会話 アレバのように、10分レッスンがあったりナイトプランを用意しているサービスであれば、忙しい方でも独学と組み合わせて会話練習を取り入れやすいでしょう。
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英会話の独学に役立つ教材・アプリのおすすめ
教材やアプリには、それぞれ得意とする学習内容があります。
単語・文法を学びたいのか、リスニングや発音を伸ばしたいのか、会話練習をしたいのかによって、適したものは異なります。
ここでは、英会話を独学する際に役立つ教材・アプリを目的別に紹介します。
初心者向け教材・アプリ
英会話を始めたばかりの人は、基本的な単語や文法を学びながら、簡単な英語を声に出して練習できる教材・アプリを選ぶとよいでしょう。
特に、短時間で取り組めるものや、音声を聞きながら練習できるものなら、毎日の学習にも取り入れやすくなります。
英単語アプリmikan

出典:mikan公式サイト
mikanは、スマートフォンで英単語を学習できるアプリです。単語の意味を確認するだけでなく、繰り返し学習しながら語彙力を身につけられます。
短時間でも取り組みやすいため、通勤・通学中や休憩時間などのスキマ時間を活用したい人にも向いています。
英会話の学習を始めたばかりで、まずは基本的な単語を増やしたい人は、毎日の習慣として取り入れてみるとよいでしょう。
DUO 3.0

DUO 3.0は、英単語や熟語を例文でまとめて学習できる教材です。
単語だけを覚えるのではなく、実際の英文でどのように使われるのかを確認できるため、英会話で使える語彙を増やしたい人にも役立ちます。
また、対応する音声教材も用意されているため、単語や例文の意味を確認するだけでなく、音声を聞きながら音読することで、リスニングや発音の練習にも活用できます。
Duolingo

Duolingoは、ゲーム感覚で楽しみながら英語を学べる学習アプリです。短い問題に取り組みながら、単語や文法などの基礎を学習できます。
1回の学習時間が短く、スキマ時間にも取り組みやすいため、英語学習を始めたばかりの人にも向いています。
まずは無理のない範囲で毎日英語に触れることから始めたい人におすすめです。
中級者向け教材・アプリ
中級者は、基本的な単語や文法を身につけたうえで、実際の会話で使える表現やリスニング力、アウトプット力を伸ばせる教材・アプリを選ぶとよいでしょう。
自分の興味や学習目的に合った教材を活用し、より実践的な英語に触れる機会を増やすことがポイントです。
速読速聴・英単語 Core 1900

出典:Z会公式サイト
速読速聴・英単語 Core 1900は、単語や熟語を英文で学習できる教材です。
単語だけを個別に覚えるのではなく、実際の英文を読みながら語彙を身につけられるため、単語の使い方も理解しやすいでしょう。
英会話の学習に取り入れる場合は、英文の音声を聞いたり、音読したりすることで、リスニングや発音の練習にも活用できます。
News in Levels

News in Levelsは、英語学習者向けにレベル分けされたニュースを読める学習サイトです。
ニュースを題材に英語を学べるため、日常的な表現だけでなく、さまざまなテーマの英語に触れられます。
レベルに応じて英文を選べるため、自分の英語力に合った内容から無理なく学習を進めやすい点も特徴です。
記事を読むだけでなく、音声を聞きながら内容を確認したり、英文を音読したりすることで、リーディングやリスニングの練習にも活用できます。英語でニュースを読む習慣をつけたい人にもおすすめです。
上級者向け教材・サービス
上級者は、基本的な英語力をさらに伸ばすだけでなく、より自然で実践的な英語表現を身につけられる教材を選ぶことがポイントです。
ニュースや映画、ポッドキャストなどを活用して、実際に使われている英語に触れる機会を増やすのもよいでしょう。
TED Talks

出典:TED公式サイト
TED Talksは、さまざまなテーマについて英語で行われるスピーチを視聴できるサービスです。
専門的な内容から日常生活に関するテーマまで幅広く扱われているため、実際に使われている自然な英語表現に触れたい人に向いています。
また、話し手の発音やイントネーション、話すスピードなどを確認できるため、リスニングだけでなく、発音やスピーキングの練習にも活用できます。
気になった表現を繰り返し聞いたり、音読したりするのもよいでしょう。
英語を英語で理解する 英英英単語 超上級編

英語を英語で理解する 英英英単語 超上級編は、英単語の意味を英語による説明で理解する形式の単語学習教材です。
日本語訳を介さずに単語の意味を捉える練習ができるため、英語を英語のまま理解する力を身につけたい上級者に適しています。
難易度の高い語彙を学びながら、単語の意味や使われ方をより深く理解できる点も特徴です。
CNN English Express

CNN English Expressは、ニュースを題材に英語を学べる教材です。
実際のニュースで使われる英語表現に触れながら、リスニング力や語彙力を伸ばせます。
政治・経済・社会・文化など、さまざまなテーマを扱っているため、社会的な話題を英語で理解する力を身につけたい人にも適しています。
英語のニュースを聞き取る練習をしたり、気になった表現を音読したりすることで、より実践的な英語力を養えるでしょう。
独学でのモチベーションを保つコツ
英会話の独学は、自分のペースで進められる一方、学習を続けるためのモチベーションを自分で管理する必要があります。
最初は意欲的に取り組んでいても、忙しくなったり、上達を実感できなかったりすると、学習が続かなくなることもあります。
そのため、無理のない目標を設定し、毎日の生活に学習を取り入れることが大切です。ここでは、独学で英会話の学習を継続するためのコツを紹介します。
英語のスピーキングテストに挑戦してみる
英会話の学習を継続するためには、IELTS やVERSANTなどの試験を目標にするのもおすすめです。
具体的な試験日や目標スコアを設定することで、何をどのように学習すればよいのか、方向性を明確にしやすくなります。
また、定期的に受験すれば、現在の英語力や学習の成果を客観的に確認できます。思うようにスコアが伸びない場合も、自分の弱点を見直すきっかけになります。
試験をひとつの目標として設定し、日々の学習に取り組んでみましょう。
目標をしっかりと決める
英会話の学習を続けるには、具体的な目標を設定することが大切です。
「英語を話せるようになる」という目標だけでは、何をどのくらい勉強すればよいのか分かりにくく、途中でモチベーションが下がってしまうことがあります。
たとえば、「3か月後に自己紹介を英語で話せるようにする」「半年後に海外旅行で簡単な会話ができるようにする」など、期限と達成したい内容を具体的に決めてみましょう。
目標が明確になると、必要な学習内容も考えやすくなります。
学習記録をつけて成長を可視化する
毎日の学習時間や覚えた単語数、音読した回数などを記録すると、自分がどれだけ英語学習に取り組んできたかを確認できます。
英語は短期間で急激に上達するとは限らないため、日々の学習だけでは成長を実感しにくいこともあります。
学習記録を振り返れば、「1週間でこれだけ勉強できた」「以前より多くの英文を話せるようになった」など、小さな変化にも気づきやすくなります。
ノートや手帳、スマートフォンのアプリなど、自分が続けやすい方法で記録してみましょう。
英会話の独学は継続できる工夫がポイント
英会話は、独学でも継続的に学習すれば上達を目指せます。
そのためには、文法や単語を覚えるだけでなく、音読や独り言英語などを取り入れて、実際に英語を使う練習を続けることが大切です。
独学には、自分のペースで学べるというメリットがある一方、間違いに気づきにくい、会話の機会が少ないといった課題もあります。
必要に応じてAIツールやオンライン英会話を活用すると、これらの課題を補いやすくなります。
自分の生活に合った学習方法を選び、無理のないペースで継続することが、英会話力を伸ばすための基本となります。
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