英語の聞き流しは効果はある?学習ステップやおすすめのサイトを紹介
英語学習では、「英語を聞き流すだけでも英語力が伸びる」と聞くことがあります。
通勤中や家事をしている時間など、机に向かわなくても取り組めるため、忙しい方にとって魅力的な学習方法です。
ただし、英語をただBGMのように流しているだけでは、十分な学習効果を得られない場合があります。
英語の音を理解したり、実際に使えるようにしたりするには、聞き流しに加えて単語の確認や音読などを組み合わせることが大切です。
この記事では、英語の聞き流しの効果や、効果的に学習するためのステップ、おすすめのサイトについて解説します。
英語の「聞き流し」は本当に効果がある?
英語の聞き流しは、英語の音に触れる時間を増やすという点では役立ちます。
一方で、内容を理解しないまま英語を聞き続けるだけでは、英語力を効率的に伸ばすのは難しいでしょう。
特に初心者の場合は、聞き流しだけに頼るのではなく、英文の内容や単語、発音を確認しながら学習することが重要です。
結論:ただ流すだけではなく「正しい工夫」が必要
聞き流しを英語学習に取り入れる場合は、「聞く→確認する→声に出す」という流れを意識するとよいでしょう。
最初は聞き取れなかった英文でも、スクリプトを確認してから繰り返し聞くことで、どのような単語が使われているのか、どのように発音されているのかを理解しやすくなります。
ただ音声を再生するだけではなく、聞いた内容を確認する時間も設けることがポイントです。
理由1:知らない単語は聞いても理解できない
知らない単語を何度聞いても、その意味を自然に理解できるとは限りません。
たとえば、”environment”という単語を知らなければ、音声で何度聞いても意味を理解するのは難しいでしょう。
聞き流しを行う際には、スクリプトを使って知らない単語や表現を確認することが大切です。
理由2:聞き取れない英語の音は聞き取れるようにならない
英語には、日本語にはない音や、単語同士がつながって聞こえる音があります。
そのため、英文を見れば知っている単語でも、実際の音声になると聞き取れないことがあります。
聞き取れなかった部分はスクリプトで確認し、音読やシャドーイングを行うことで、英語の音と文字を結びつけていきましょう。
英語の聞き流しを効果的にする学習ステップ
聞き流しをより効果的な学習につなげるには、次の4つのステップで取り組む方法がおすすめです。
Step1. スクリプト付きの音声を用意する
まずは、英文のスクリプトが用意されている音声教材を選びましょう。スクリプトがあれば、聞き取れなかった部分を後から確認できます。
自分の英語レベルに合った教材を選ぶことも重要です。大部分は理解・処理できるが、少しだけ新しい要素が含まれているレベルがいいでしょう。難しすぎる教材では内容を理解できず、調べることに時間を使いすぎてしまい、聞き流しが負担になってしまう場合があります。
Step2. まずは何も見ずに聞いてみる
最初はスクリプトを見ず、音声だけを聞いてみましょう。
すべてを聞き取ろうとする必要はありません。「どのくらい理解できたか」を確認する程度で構いません。
聞き取れた単語や内容を意識しながら、音声を最後まで聞いてみましょう。
Step3. スクリプトで単語や日本語訳を確認する
次にスクリプトを確認し、聞き取れなかった部分をチェックします。
知らない単語があれば意味を調べ、「単語を知らなかったのか」「知っているのに音を聞き取れなかったのか」という聞き取れなかった理由を明確にしましょう。
原因によって、単語を覚えるべきか、音読で発音に慣れるべきかの対策が変わります。
Step4. 音読やシャドーイングで音を身につける
内容を確認したら、英文を声に出して読んでみましょう。
音声を聞きながら、少し遅れて同じように発音する「シャドーイング」も効果的です。繰り返し練習することで、英語特有の音のつながりやリズム、イントネーションに慣れやすくなります。
シャドーイングが難しいと感じる場合は、まず音読から始めるのがおすすめです。英文を声に出して読むことで、英語の発音やリズムを意識しながら練習できます。
英語の「聞き流し」はスキマ時間の活用が効果的
聞き流しは、まとまった学習時間を確保しにくい方にも取り入れやすい方法です。
ただし、すべての学習をスキマ時間だけで済ませるのではなく、机に向かって内容を確認する時間も組み合わせるとよいでしょう。
机に向かう時間がなくても日常の移動時間を活用できる
通勤や通学、散歩などの時間に英語音声を聞けば、日常生活のなかで英語に触れる時間を増やせます。
たとえば、電車に乗っている間に英語を聞き、帰宅後に気になった表現をスクリプトで確認する方法があります。
机に向かって勉強する時間を確保できない場合でも、移動時間を活用することで、無理なく英語学習を続けやすくなります。
就寝前などのルーティンに組み込むと挫折せずに継続しやすい
英語学習を習慣にするには、特定の行動と学習を組み合わせる方法もあります。
「寝る前に10分英語を聞く」「朝の支度をしながら英語を聞く」など、毎日のルーティンに取り入れてみましょう。
最初から長時間の学習を目指すよりも、無理なく続けられる時間から始めることが大切です。
聞き流しのおすすめサイト
英語の聞き流しに利用できるサイトには、ニュースやスピーチ、ポッドキャストなど、さまざまな種類があります。
自分の英語レベルや興味のあるテーマに合ったサイトを選ぶことで、無理なく英語を聞く習慣を身につけやすくなります。
TED Talks

出典:TED公式サイト
TED Talksでは、さまざまな分野のプレゼンテーションを英語で視聴できます。科学やビジネス、教育など幅広いテーマの講演があり、日常会話とは異なる表現や話し方に触れられる点が特徴です。
また、講演によっては英語や日本語の字幕を表示できるため、聞き取れなかった部分を確認しながら学習できます。
興味のあるテーマを選び、字幕も活用しながら視聴することで、楽しみながら英語に触れる習慣を作りやすいでしょう。
NHK World-Japan

NHK World-Japanでは、日本や世界のニュースを英語で確認できます。日本に関連するニュースも多いため、背景知識を持った状態で英語を聞けるというメリットがあります。
ニュースでよく使われる英語表現に慣れたい方にも適しています。
News in Levels

News in Levels は、英語ニュースをレベル別(レベル1〜3)に学習できるサイトです。
英語の難易度に合わせてコンテンツを選べるため、自分の英語力に合ったニュースを使って学習しやすい点が特徴です。
また、英語のスクリプトが用意されているため、聞き取れなかった部分を後から確認できます。
英語ニュースを使ったリスニング学習を始めたい方にも向いているでしょう。
英語の聞き流しに関するよくある質問
ここでは、英語の聞き流しに関するよくある疑問について解説します。
「聞き流しだけで英語を話せるようになる?」「どのくらいの時間聞けばいい?」など、英語学習を始める際に気になるポイントを紹介します。
家事をしながら英語を聞き流しても効果はありますか?
家事をしながら英語を聞くこと自体は、英語の音に触れる時間を増やすという意味で役立ちます。
ただし、音声の内容を理解したり、聞き取れなかった部分を確認したりする学習と比べると、得られる効果は限定的です。
聞き流しをする間に、別の時間でスクリプトの確認や音読を行うなど、学習を分けるとよいでしょう。
英語の聞き流しはどれくらい続けると効果がありますか?
効果が現れるまでの期間には個人差があるため、「何日続ければ効果が出る」と一概にはいえません。
大切なのは、短期間に大量の音声を聞くことよりも、継続して英語に触れることです。
1日10分程度から始め、無理なく続けられる学習時間を確保しましょう。
英語初心者でも聞き流しは効果がありますか?
英語初心者でも、聞き流しを取り入れることで英語の音に少しずつ慣れていけます。
ただし、内容をほとんど理解できない音声を長時間聞き続けるだけでは、学習効果を得にくい場合があります。
初心者は、スクリプトや日本語訳が用意されている、比較的簡単な教材を選ぶとよいでしょう。
子どもの英語学習に聞き流しは意味がありますか?
子供が英語の音に触れる機会を増やすという点では、英語の歌や絵本の音声などを聞くことは学習のきっかけになります。
ただし、音声を流しているだけで英語を話せるようになるとは限りません。
子供が興味を持てる内容を選び、一緒に歌ったり、英語のフレーズをまねしたりするなど、聞く以外の活動も組み合わせるとよいでしょう。
英語の聞き流しは「正しい方法」で続けることが大切
英語の聞き流しは、英語に触れる時間を増やす方法として活用できます。
一方で、音声をただ再生しているだけでは、英単語や英文の意味、英語特有の音を十分に理解できないことがあります。
より効果的に学習するためには、スクリプト付きの音声を使い、まず何も見ずに聞いた後、英文や単語を確認し、音読やシャドーイングにつなげることが大切です。
また、通勤・通学中や家事中などのスキマ時間を活用すれば、忙しい方でも英語を聞く時間を確保しやすくなります。
「聞き流すだけ」に限定せず、聞く・確認する・声に出すという学習を組み合わせながら、無理のないペースで継続していきましょう。
聞き流しや音読で蓄えた英語の知識を、実践的な会話力へと引き上げるためには、オンライン英会話の活用もひとつです。
オンライン英会話 アレバでは、「聞き流し」で覚えた単語やフレーズを、実際の会話で試すことができます。
英語は「聞いて覚える」だけではなく、会話のなかで「使って、気づいて、インプットする」というサイクルを回すことで、本物のスキルとして定着していきます。
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