オンライン英会話の初心者は何から始める?タイプ別の始め方や上達のコツ
オンライン英会話を始めたいけれど、初心者の自分は何から準備すればいいのかわからない。そう感じている方も少なくないはずです。英語をほぼ話せない状態からでも、始め方の順番を押さえておくことで、実際のビジネスシーンで通じる英語力は少しずつ身につきます。
この記事では、初心者がオンライン英会話を始めるにあたり、何から手をつけるべきかについて、準備からサービスの選び方、上達のコツまで解説します。
英語初心者でもオンライン英会話を始めていい?
「英語がまったく話せないのに、オンライン英会話に参加して大丈夫なのか」。英語初心者の方の多くはこのような不安を抱えているかもしれません。
しかし、初心者がつまずく原因の多くは「英語力の不足」ではなく、「自分に合わない始め方」を選んでしまうことが挙げられます。
中学英語レベルの単語やフレーズが少しでも頭に残っていれば、今すぐスタートしても十分に対応できるはずです。
オンライン英会話に必要な英語力の最低ラインは?
多くのオンライン英会話サービスは、CEFR A1レベルから受講できるコースを用意しています。CEFRとは、英語力を6段階で測るヨーロッパ発の国際基準です。A1はその基礎レベルにあたり、“My name is…”(私の名前は…)や “I work at…”(私は〜で働いています)のような自己紹介ができるとレッスンは成立します。
以下の表で、英語レベルごとに受講できるコースの目安を整理しました。
| レベル | 目安 | 対応コース例 |
|---|---|---|
| 中学英語(CEFR A1) | 簡単な自己紹介や挨拶ができる | 日常英会話や初心者専用コース |
| 高校英語(CEFR A2〜B1) | 日常的な話題で短い会話ができる | 日常英会話、ビジネス英会話基礎 |
| ビジネス英語(CEFR B1〜B2) | 仕事の場面で自分の意見を伝えられる | ビジネス英会話、プレゼン英語 |
「どのレベルから始めるべきか」という疑問に対しては、今の自分のレベルに合ったコースがあるサービスを選ぶと問題ありません。また、そのため英語力を上げてから始めなくてはいけないということもありません。
初心者向けコースや英語にブランクがある場合でもスタートできるレッスンを設けているサービスは多くあります。「もう少し勉強してから」と考えている方も、まず自分のレベルに合うコースがあるかどうかを無料体験で確認してもいいでしょう。
まったく話せない状態でレッスンに参加しても大丈夫?
英語がほぼ話せない状態で初回レッスンに臨んだとき、多くの人が経験するのは「言葉が出てこなくて焦る」という感覚です。ただ実際には、単語をひとつ並べるだけでも意図が伝わることは多く、画面共有のチャット機能やジェスチャーを使えば意思疎通は十分図れます。
また、初心者対応に慣れた講師は、こちらが言葉に詰まった場合や間違っている場合は、わかりやすい表現に言い換えてくれます。
インターネット上では、「オンライン英会話で撃沈した」という体験談を見かけることがあります。その正体のほとんどは、英語力そのものの問題ではありません。
自分のレベルに合わない難しいコースを選んでしまったり、初心者への対応に慣れていない講師に当たったりしたケースが大半です。つまり「撃沈」は、準備と選び方で防げる問題といえます。
撃沈を防ぐために、最初の1週間で押さえておきたいことを3つ挙げます。
- 無料体験でレベルチェックを受け、自分の現在地を正確に把握する
- 初心者向けコースを選び、講師の初心者対応力を確認する
- 初回レッスン前に自己紹介フレーズを5つほど声に出して練習しておく
この3つを押さえておくと、「何も準備しないまま難しいレッスンに飛び込んで撃沈する」というパターンは避けられます。
オンライン英会話を始める前の準備3つ
初心者がオンライン英会話を始める際、何から始めればいいか迷う人も少なくないでしょう。
オンライン英会話を受講する準備は、「機器」「目標」「フレーズ」の3点に絞っておくとスムーズです。準備に時間をかけすぎずに早めにレッスンへ踏み出すことを意識しましょう。
PC やヘッドセット、通信環境を整える
オンライン英会話を受けるために必要な機器は、主に次の3つです。
- PCまたはタブレット
- イヤホンマイク(またはヘッドセット)
- 安定したWi-Fi環境(下り10Mbps以上が目安)
スマートフォンだけでも受講できるサービスは増えていますが、ビジネス英語の学習ではPC画面の利用を推奨します。教材を見ながらチャット欄にメモを取ったり、講師がタイプした英文を確認したりする操作は、画面が大きいほうがやりやすいでしょう。
通信環境は、自宅のWi-Fiで動画視聴がスムーズにできるレベルであれば問題ありません。心配な方は、無料のスピードテストサイトで下り速度を確認してみてください。10Mbps以上あれば映像と音声の両方が安定します。
さらに、アバター機能で顔出しせずに受講できるサービスもあります。身だしなみや部屋の背景を気にする必要がなくなるため、仕事終わりにそのままレッスンを受けたい社会人にとっては大きな安心材料となるはずです。
英語学習の目標と受講ペースを決める
オンライン英会話を始める前に、具体的な学習目標をひとつ決めておくと継続しやすくなるでしょう。
その際、目標は次のように、具体的な「数値」と「期限」を入れることをおすすめします。
- 「3カ月後に、海外取引先へのメール返信を一人でできるようにする」
- 「半年後に、英語での電話会議で自分の意見を伝えられるようにする」
- 「1カ月後に、外国人の同僚との日常的な挨拶を英語でこなせるようにする」
目標が決まったら、受講ペースを現実的に設計します。社会人が無理なく続けられる目安は、週2〜3回、1回10〜25分です。「毎日1時間」のような高い目標は、仕事の繁忙期に受講できなくなった途端に挫折の原因になります。
「なんとなく英語ができるようになりたい」という漠然とした動機のまま始めると、早い段階で受講をやめてしまうケースが少なくないといわれています。「何のために、いつまでに、どんな場面で英語を使いたいか」を言語化しておくだけで、学習の方向性が定まり、レッスンの選び方も変わってきます。
レッスンで使える基本フレーズ10個を先に覚える
初回レッスンで言葉に詰まったとき、頼りになるのが次のフレーズです。レッスン前に覚えておくと、「何を言えばいいかわからない」という不安は大きく減ります。
初回レッスン前に覚えておきたい基本フレーズ10個をまとめました。
| フレーズ | 日本語訳 | 発音の目安 |
|---|---|---|
| “Could you say that again, please?” | もう一度言ってもらえますか? | クジューセイザッアゲンプリーズ |
| “Could you speak more slowly?” | もう少しゆっくり話してもらえますか? | クジュースピークモアスローリー |
| “How do you spell that?” | それはどうつづりますか? | ハウドゥーユースペルザット |
| “What does that mean?” | それはどういう意味ですか? | ワットダズザットミーン |
| “I don’t understand.” | わかりません | アイドントアンダスタンド |
| “Let me think for a moment.” | 少し考えさせてください | レッミーシンクフォーアモーメント |
| “Could you type it in the chat?” | チャットに入力してもらえますか? | クジュータイプイットインザチャット |
| “I’d like to confirm…” | 確認したいのですが… | アイドゥライクトゥコンファーム |
| “Could we schedule a meeting?” | 打ち合わせの日程を決められますか? | クジュウィースケジュールアミーティング |
| “I’ll get back to you on that.” | その件は折り返しご連絡します | アイルゲットバックトゥユーオンザット |
上の7つはレッスン中に困ったときのフレーズ、下の3つはビジネスシーンでもそのまま使える実践フレーズです。
完璧に暗記する必要はなく、「見れば思い出せる」程度で問題ありません。スマートフォンのメモ帳にフレーズを貼っておき、レッスン中に困ったらチラッと確認するのもひとつです。準備のハードルを最小限にすることが、最初の一歩を踏み出す鍵になります。
初心者向けオンライン英会話の選び方
初心者がオンライン英会話を何から選ぶかで迷ったとき、判断軸を「講師の質」「料金」「レッスン時間の柔軟性」の3点に絞ると比較がしやすくなります。
講師の質やサポート体制で選ぶ
初心者がオンライン英会話で失敗しやすい主な原因は、講師の質にばらつきがあるサービスを選んでしまうことです。
講師の雇用形態は、レッスンの安定性と深く関わっています。正社員として雇用された講師は定期的な研修を受けているケースが多く、初心者への対応力が安定しやすい傾向があります。オフィス勤務の講師であれば、通信環境の品質も一定水準が期待できるでしょう。
一方で、フリーランス講師が中心のサービスは、国籍の幅広さが強みになる反面、指導スタイルや通信環境にばらつきが出やすい面もあります。
無料体験では、次の3点を意識して確認してみてください。
- こちらの理解度に合わせて、話すペースを調整してくれるか
- レッスン後に「何が良かったか」「次に改善すべき点は何か」を具体的にフィードバックしてくれるか
- こちらが言葉に詰まったとき、辛抱強く待ち、わかりやすく言い換えてくれるか
この3点を満たす講師がいるサービスなら、初心者でも安心してレッスンを続けられます。
料金やコストパフォーマンスで選ぶ
オンライン英会話の料金を比較するとき、月額費用だけを見て判断することは避けましょう。確認しておきたい項目は「月額料金」「追加料金の有無」「解約のしやすさ」の3点です。
月額料金が安く見えても、講師の指名料や予約手数料が別途かかるサービスでは実質的な負担が膨らみます。月額料金に指名料や教材費がすべて含まれているサービスと、追加課金が発生するサービスでは、半年や1年で見たときの総コストに大きな差が出ることも考えられます。
以下は、初心者向け3サービスの料金を比較した表です。
| 項目 | アレバ | DMM英会話 | レアジョブ英会話 |
|---|---|---|---|
| 月額料金(税込) | 4,950円〜※1 | 4,880円〜※2 | 4,980円〜※3 |
| プラン名 | スタンダードNIGHT | スタンダードプラン毎月8レッスン | 回数制月8回プラン |
| 予約料や指名料 | なし(月額に込み) | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし |
※1 出典:アレバ公式サイト ※2 出典:DMM英会話公式サイト ※3 出典:レアジョブ英会話公式サイト
解約条件も事前に確認しておきたいポイントです。「最低受講期間」が設定されているサービスもあるため、無料体験の段階で契約条件を確認しておくと、後から「思っていた条件と違った」という事態を防げます。
レッスン時間や予約の柔軟性で選ぶ
オンライン英会話初心者がサービスを選ぶうえでもうひとつ押さえておきたいことは、レッスン時間の柔軟性や予約の有無です。
具体的に確認したいポイントは次の3つです。
- スキマ時間に受講できる短時間のレッスンがあるか
- 当日予約や直前のキャンセルに対応しているか
- 予約可能な時間帯は自分の生活リズムに合っているか
「いつでも受講できる」という安心感は、継続率につながります。行動科学の分野では、行動を起こすまでのハードルが低いほど習慣化しやすいことが知られています。「予約が取りにくい」「キャンセルするとレッスン1回分が消化される」といった制約があると、忙しい週に受講を見送り、そのまま習慣が途切れてしまう原因になってしまいます。
1レッスン10分程度レッスンを受けられるサービスなら、出勤前や帰宅後にわざわざ時間を確保する必要がありません。仕事のリズムを崩さずに英語学習を日常に組み込めるかどうかも大切なポイントです。
英会話初心者が陥りやすい3つの失敗

オンライン英会話で「撃沈した」「まったく話せないまま終わった」という声の裏側には、共通するパターンがあります。
英語力そのものの問題ではなく、始め方に問題がある場合が多いでしょう。知っていれば防げることが多いため、始める前に目を通しておいてください。
「完璧な英語力を付けてから」と先延ばしにする
「まずTOEICで600点を取ってからオンライン英会話を始めよう」。こう考えて半年間テキストだけで勉強を続け、結局オンライン英会話を始められないということもあります。初心者によく見られるパターンです。
言語の習得は、読むことや聞くことのインプットだけでは完結しません。実際に口を動かして話す「アウトプット」が加わることで、頭の中にある知識が「使える英語」に変わります。インプットだけに偏った学習を続けると、「知っているけれど口から出てこない」状態が長く続き、モチベーションが下がる原因になります。
行動経済学では、行動を起こすまでの「準備コスト」が大きくなるほど、行動そのものを先延ばしにしやすいことが指摘されています。完璧な準備を目指すほど、始めるハードルが上がってしまうわけです。
こうしたケースでは「最初の1レッスンさえ受ければいい」と割り切ることがポイントです。1回レッスンを受けてみれば、自分に何が足りないかが具体的にわかります。足りない部分を補う勉強は、レッスンと並行して進めれば十分です。
最初から高い目標を設定してしまう
「毎日1時間、週5回のレッスンを受ける」。やる気に満ちてこの目標を立てた人の多くは、2週間ほどで継続できなくなります。仕事の繁忙期や体調不良で1日でも休むと「もう崩れてしまった」と感じ、そのまま受講をやめてしまうこともあります。
スタンフォード大学の行動科学者BJ・フォッグ博士が提唱する「Tiny Habits(小さな習慣)」の考え方では、新しい習慣を定着させるには最初は極端に小さな行動から始めることが効果的だとされています。
オンライン英会話の場合は、週2回、1回10分のレッスンからなど負担の少ない形で進められます。ご自身の都合に合わせて無理のない目標やペースを設定しましょう。
また、受講を開始してからモチベーションが下がりやすい時期は、3〜4週間目のタイミングです。始めた直後の新鮮さが薄れ、上達の実感がまだ持てない時期にあたるためです。この「挫折ゾーン」を乗り越えるには、「続けられる最小の量」から始めて、慣れてきたら少しずつ頻度や時間を増やしていく設計が有効です。
たとえば、最初の1カ月は週2回10分、2カ月目から週3回25分に増やす、というステップです。
自分のレベルや目的に合わないサービスを選ぶ
「有名だから」「料金が安いから」という理由だけでサービスを選ぶと、カリキュラムが自分のレベルや目的に合わず、レッスンが苦痛になるケースがあります。
初心者が見落としがちなチェックポイントは3つあります。
- 初心者専用のコースやカリキュラムが用意されているか
- 講師が初心者のペースに合わせて話してくれるか
- レッスン中にわからないことを日本語で質問できる仕組みがあるか
無料体験レッスンを活用するときは、1人の講師だけで判断しないでください。講師によって教え方や相性は大きく異なるため、できれば2〜3人の講師のレッスンを受けてから決めるのが理想です。
無料体験レッスンは「サービスの紹介を受ける場」ではなく、「自分との相性を確認する場」として使う意識を持つだけで、サービス選びの精度は格段に上がります。
初心者向けオンライン英会話3サービスの特徴比較
初心者に選ばれることの多いオンライン英会話アレバ、DMM英会話、レアジョブ英会話の3サービスを同じ項目軸で比較します。料金や講師体制、含まれる機能を事実ベースで並べるので、自分の優先事項に合うサービスを見つける参考にしてください。
3 サービスの基本情報と料金
| 項目 | アレバ | DMM英会話 | レアジョブ英会話 |
|---|---|---|---|
| 月額料金(税込) | 4,950円〜※1 | 4,880円〜※2 | 4,980円〜※3 |
| プラン名 | スタンダードNIGHT | スタンダードプラン毎月8レッスン | 回数制月8回プラン |
| レッスン時間 | 10分または25分(選択制) | 25分 | 25分 |
| 講師体制 | フィリピン人講師(主にオフィス勤務) | ネイティブ講師、フィリピン人講師、日本人講師 | ネイティブ講師、フィリピン人講師、日本人講師 |
| 含まれる機能 | 動画教材やAI講師、文法教材 | 教材やAI英会話 | 教材やカウンセリング |
| 予約料や指名料 | なし(月額に込み) | 公式サイトに記載なし | 公式サイトに記載なし |
※1 出典:アレバ公式サイト ※2 出典:DMM英会話公式サイト ※3 出典:レアジョブ英会話公式サイト
3サービスとも月額5,000円前後から始められる点は共通しています。月額料金に大きな差はないため、料金だけで比較するよりも、自分が優先するポイント(レッスン時間の選択肢や含まれる機能など)に合わせて判断するのが効果的です。
タイプ別:あなたに合うサービスはどれ?
3サービスの月額料金は近いため、重視するポイントによって選ぶべきサービスが変わります。下の表は、優先したい条件ごとに各サービスの適性をまとめたものです。
| 優先したい条件 | 検討したいサービス | 理由 |
|---|---|---|
| 料金をできるだけ抑えたい | DMM英会話 | 3サービスのなかでは月額4,880円〜と低い水準 |
| 講師の品質や安定性を重視したい | アレバ | フィリピン人講師がオフィス勤務で対応するため、レッスン品質が安定しやすい |
| 日本語での手厚いサポートを求める | レアジョブ英会話 | 日本人講師コースと日本語カウンセリングがあり、初心者が質問しやすい環境 |
あくまでこの3サービスを比較した際の目安です。最新の料金や機能は各公式サイトでご確認ください。
各サービスの講師体制と初心者サポートの特徴
3サービスの講師体制と初心者サポートには、それぞれ明確な違いがあります。
アレバ
フィリピン人講師がオフィスから指導を行い、初心者向けの研修を受けた講師が対応します。レッスンの品質が安定しやすい環境のうえ、アバター機能で顔出しせずに受講できるため、「画面越しに外国人と話すのが緊張する」という方の心理的なハードルを下げる工夫もあります。
レッスンと連動した動画教材やAI講師、文法教材を追加料金なしで利用できる点も特徴です。
月4,950円から!無理なく続くオンライン英会話
DMM 英会話
世界各国の講師が在籍しており、選択肢の幅広さが強みです。24時間レッスンを受けられるため、深夜や早朝にしか時間が取れない社会人にも対応しやすい環境が整っています。
多国籍の講師と話すことで、さまざまな英語のアクセントに慣れることもできます。
レアジョブ英会話
日本語でのサポート体制が充実しており、日本人講師によるコースも用意されています。学習の進め方を日本語で相談できるカウンセリングサービスもあるため、「まず日本語で相談してからレッスンに臨みたい」と考える初心者にとって安心材料になります。
どのサービスにもそれぞれの強みがあります。「自分が優先する特徴は何か」を基準に選ぶことが、満足度の高いサービス選びにつながります。
無料体験レッスンで確認すべき3つのポイント
サービスを決める前に、無料体験レッスンで確認しておきたいポイントを3つ紹介します。
- 初心者のペースに合わせてくれるか
- フィードバックが具体的な内容であるか
- もう一度受けたいレッスンであるか
1つ目は、講師が初心者のペースに合わせて話してくれるかどうかです。こちらの理解度を見ながら話すスピードを落としてくれるか、難しい単語をわかりやすい表現に言い換えてくれるかを観察してみてください。
初心者対応に慣れた講師は、“Are you OK so far?”(ここまで大丈夫ですか?)のように、こまめに理解度を確認してくれます。
2つ目は、フィードバックが具体的かどうかです。“Good job!”(よくできました!)だけで終わるフィードバックと、「この表現はこう言い換えると、もっと自然に聞こえますよ」と具体的に教えてくれるフィードバックでは、上達のスピードに差が出ます。レッスン後にフィードバックの内容を見返して、実用的なアドバイスが含まれているか確認してみてください。
3つ目は、レッスンを受けた後に「もう1回受けたい」と感じるレッスンであるかどうかです。最初のレッスンが楽しくなければ、継続しやすいでしょう。英語学習は短期間で完結するものではないからこそ、「続けたいと思えるか」という直感的な印象は、サービスとの相性を測るうえで信頼できる判断材料です。
英会話初心者のタイプ別始め方ガイド
「初心者」とひと口にいっても、今の英語力や学習の目的は人それぞれです。初心者を3つのタイプに分け、それぞれに合った始め方を整理します。自分に近いタイプを確認し、最初の1カ月のイメージを固めてください。
英語初心者からスタートする人の始め方
アルファベットと簡単な挨拶はわかるけれど、中学英語も怪しい。そんなレベルからのスタートでもまったく問題ありません。
最初の1カ月の目標は、「自己紹介と、相手の仕事について聞く会話を完成させる」ことです。“My name is…”(私の名前は…)、“I’m from…”(出身は…)、“What do you do?”(お仕事は何ですか?)のようなフレーズを会話の中で使えるようになれば、初月としては十分な成果です。
推奨するコースは、日常英会話や日本語サポート付きのレッスンです。「英語だけのレッスンはハードルが高い」と感じるなら、日本語で質問できる環境から始めて徐々に英語の比率を上げていく進め方が効果的です。
【1週間のスケジュール例】
- 月曜、水曜、金曜:10分のオンライン英会話レッスン
- 火曜、木曜、土曜:スマホアプリで5分の単語復習
1日あたりの学習時間は最大でも15分です。このペースなら、仕事が忙しい週でも無理なく続けられます。
学生時代の英語を実践に使いたい人の始め方
英単語はある程度知っているけれど、実際に会話をする自信がない。TOEICで400〜600点程度の力はあるけれど、会話となると固まってしまう。こうした「学び直し組」の社会人は非常に多いです。
このタイプの方は、英語の知識はあるのに「使う練習」が足りていないだけです。最初の1カ月の目標は「職場で使える日常英語フレーズ10個を、実際の会話で使えるようにする」ことです。
たとえば、次のようなフレーズが職場ですぐに活用できます。
- “I’ll follow up on that.”(その件はフォローアップします)
- “Can you elaborate on that?”(もう少し詳しく説明してもらえますか?)
- “Let me get back to you on that.”(その件は折り返しご連絡します)
- “I’ll keep you updated.”(進捗があればお知らせします)
推奨コースは、ビジネス英会話基礎や日常英会話の25分レッスンです。「学生時代に学んだ英語」を「職場で実際に使える英語」にアップデートすることが、このタイプの近道です。レッスンで覚えたフレーズを翌日の職場メールやチャットで1つだけ使ってみると、知識と実践がつながる感覚を体験できます。
ビジネス英語を効率よく学びたい人の始め方
日常会話はある程度できるけれど、英語での商談やプレゼン、海外出張への対応に自信がない。このタイプの方が求めているのは、特定のビジネスシーンで通用する実践的な英語力です。
最初の1カ月の目標は「商談や会議、交渉シーンのロールプレイを週3回こなす」ことです。フリートークではなく、実際のビジネスシーンを想定したシナリオベースのレッスンが効果的です。
【ロールプレイのテーマ例】
- 取引先との初回オンライン会議で自社サービスを紹介する
- 英語での社内会議でアジェンダに沿って発言する
- 海外出張先でのホテルチェックインやタクシー手配をこなす
このレベルの方に必要なのは、「準備してから使う」という思考から「使いながら覚える」という思考への転換です。レッスンのなかで失敗しても、実際のビジネスには影響しません。
オンライン英会話は安全に失敗できる練習場として最適な環境です。ビジネス教材が充実したコースを選べば、実際の商談やプレゼンで使えるフレーズを体系的に身につけられます。
続けながら上達するためのコツ3つ

オンライン英会話はレッスンを受けるだけでは上達しにくく、レッスンの前後に少しの工夫を加えることで学習効果が大きく変わります。忙しい社会人でも無理なく実行できる3つのコツです。
週 2〜3回で10分から続けられる仕組みを作る
語学習得の観点から、週1回のレッスンより週2〜3回のほうが記憶に定着しやすいとされています。前回のレッスンから間隔が空きすぎると、学んだ内容を忘れてしまい、毎回「思い出す」ところからスタートすることになるためです。
継続のコツは、レッスンを日常のルーティンに組み込むことです。「毎日昼休みの12時30分から10分間」のように時間を固定すると、意志力に頼らず習慣として定着しやすくなります。10分のレッスンなら昼休みのなかで完結するので、午後の仕事に影響することもありません。
受講ログをカレンダーやスプレッドシートで可視化するのも効果的です。「今月は10回受講できた」「先月より2回増えた」という事実が目に見える形で残ると、「続けている自分」を実感でき、モチベーションの維持につながります。成果が見えにくい時期こそ、「やっている証拠」を残すことが継続の力になります。
レッスン直後に3つの表現をメモして翌日使う
レッスンで学んだことを定着させる鉄則は、24時間以内に「使う」機会を自分で作ることです。
おすすめの方法は、レッスン直後に3つだけメモを取ることです。メモのフォーマットはシンプルで構いません。
- 習得フレーズ:レッスンで新しく覚えた表現
- 使うシーン:どんな場面で使えるか
- 例文:自分の仕事に当てはめた文
たとえば、レッスンで “I’ll look into it.”(調べておきます)というフレーズを覚えたとします。翌日、上司から調査依頼を受けたときに、このフレーズをチャットやメールで1回だけ使ってみる。こうした小さな実践の積み重ねが、「レッスンで習ったけれど使えない」を「レッスンで習って実際に使える」に変えていきます。
復習なしのオンライン英会話は、学んだ内容がレッスンのたびに流れ出てしまいます。1日3フレーズのメモと翌日の1回の実践を習慣にするだけで、学習効率は大きく変わります。
実践シーンを想定してロールプレイを繰り返す
フリートークだけでは、職場で使える英語はなかなか身につきません。日常的な雑談とビジネスシーンで求められる英語では、使う語彙や表現のパターンが異なるためです。
効果的なのは、実際のビジネスシーンを想定したロールプレイです。
- 取引先への初回挨拶と自社サービスの説明
- 英語での会議でアジェンダに沿って意見を述べる
- 海外出張先でのレストラン予約やタクシーの手配
レッスン前に講師へ「今日は取引先との初回会議のシナリオで練習したい」と伝えると、講師がシーンに合わせた会話をリードしてくれます。ビジネス教材が充実したサービスであれば、あらかじめ用意されたシナリオの中から自分の業務に近いものを選ぶことも可能です。
ロールプレイ後には、必ず講師からフィードバックをもらう習慣をつけてください。「表現は正確か」だけでなく「相手に伝わりやすいか」「自然に聞こえるか」という観点でのアドバイスが、実際のビジネスシーンで通じる英語力を育てます。
オンライン英会話初心者からのよくある質問
初心者は日本人講師と外国人講師どちらを選ぶべきですか?
英語がほぼ話せない状態なら、最初は日本語でサポートしてもらえる日本人講師を選ぶのも一つの方法です。ただ、英会話への慣れを優先するなら、初心者対応の研修を受けた外国人講師を選ぶほうが上達が早くなる傾向があります。
オンライン英会話アレバのフィリピン人講師は初心者向けの研修を受けており、受講者のペースに合わせた進め方が基本スタイルです。「外国人と英語で話すこと自体に慣れたい」という目的があるなら、初心者対応に慣れた外国人講師とのレッスンが効果的です。
日本人講師のコースで自信をつけてから外国人講師に切り替える、というステップを踏んでも問題ありません。
超初心者はオンライン英会話を何から始めればいいですか?
自己紹介フレーズを5〜10個覚えてから、無料体験に申し込んでみてください。“My name is…”(私の名前は…)や “Nice to meet you.”(はじめまして)のような簡単なフレーズで十分です。
初回レッスンは「聞く力を鍛える」つもりで臨むと、圧倒されにくくなります。講師が話す英語をすべて理解する必要はなく、「何について話しているか」をざっくり掴む意識で受けてみてください。
レッスン後に、言えなかった表現を1つだけメモして翌日復習する。最初の1カ月はこれだけで十分に前に進めます。「完璧に理解すること」ではなく、「レッスンを受ける習慣を作ること」を最初のゴールに置いてください。
初心者がオンライン英会話をスタートする際の3つのポイント
初心者がオンライン英会話を何から始めればいいかを、準備やサービスの選び方、上達のコツまで整理してきました。最後に、3つのポイントをまとめます。
- 英語初心者でもオンライン英会話はすぐ始められる。「完璧な準備」よりも「最初の1レッスン」を受けることが、上達への出発点です
- サービス選びは講師の質や料金の全込み感、レッスン時間の柔軟性の3軸で比較し、無料体験で必ず相性を確かめる
- 続けるコツは「週2〜3回で10分」から始め、実際に英語を使うシーンを意識したロールプレイで実践的な英語力を積み上げること
完璧な準備より「最初の1レッスン」を優先する
英語力に自信がなくても、オンライン英会話はすぐに始められます。「もっと英語力を付けてから」と先延ばしにするよりも、まず1回レッスンを受けてみることで、自分に何が足りないかが具体的に見えてきます。足りない部分を補う勉強は、レッスンと並行して進めれば十分です。
講師の質・料金・柔軟性の3軸でサービスを比較する
サービス選びでは、講師の質やサポート体制、料金の全込み感、レッスン時間や予約の柔軟性という3つの軸で比較すると判断しやすくなります。無料体験を活用して、実際に自分との相性を確かめてから決めることが、後悔しないサービス選びにつながります。
「週2〜3回・10分」から始めて実践的なロールプレイを重ねる
継続のコツは、いきなり高い目標を掲げず「週2〜3回、1回10分」といった無理のないペースから始めることです。慣れてきたら、実際のビジネスシーンを想定したロールプレイを取り入れることで、職場で通じる実践的な英語力を積み上げられます。
オンライン英会話 アレバでは10分から受けられるレッスンや追加料金なしの充実した教材、アバター機能があり、忙しい社会人が初心者から無理なく英語を実践できる環境が整っています。
まずは無料体験レッスンで、ビジネスシーンで通じる英語を身につける最初の一歩を踏み出してみてください。
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