社会人の中学英語やり直し勉強法|1日30分からできる学習例やコツを解説
「英語をやり直したいけれど、何から始めればいいかわからない……。」
そんな悩みを抱えていませんか?
英会話やTOEICに挑戦したいと思っても、中学英語があいまいなままでは思うように成果が出ず、挫折してしまうこともあります。
この記事では、社会人が中学英語をやり直すべき理由や、効率的な学習の順番、おすすめ教材、1日30分で続けられる学習方法を紹介します。
なぜ社会人は中学英語からやり直すべきなのか
英語をやり直したいけれど、何から手をつければいいかわからない」と悩む社会人は少なくありません。いきなり英会話スクールに通い始めたり、ビジネス英語やTOEIC向けの分厚い参考書を買ったりする方もいますが、実はもっとも確実で効果的なスタート地点は「中学英語」です。
なぜ、大人の英語学習において中学英語のやり直しがそれほど重要なのでしょうか。ここでは、社会人が中学英語からリスタートすべき3つの理由を詳しく解説します。
英会話もTOEICも中学英語が土台
英会話やTOEICと聞くと、「難しい単語や高度な文法知識が必要」というイメージを持つ方も多いでしょう。しかし、実際には、その土台となるのは中学英語です。
たとえば、「私は昨日駅へ行きました」「明日は仕事があるので早く寝ます」といった基本的な文を作れなければ、英会話で自分の考えを伝えることはできません。また、TOEICでも基本的な文法や語順を理解していなければ、長文やリスニングの内容を正しく理解することは難しくなります。
英会話やTOEICで成果を出すためにも、まずは中学英語をしっかり身につけることが大切です。
英語初心者の多くは中学英語でつまずいている
英語と日本語は語順や文の作り方が大きく異なり、中学校ではその基本に加えて、不定詞や現在完了形、関係代名詞などの重要な文法を3年間で学びます。高校英文法も、その大部分は中学英文法の発展といっても過言ではありません。
しかし、短期間で多くの内容を学ぶため、十分に理解できないまま、テストのために暗記していた方も少なくないでしょう。
その結果、「文法問題は解けても英文をすぐに理解できない」「単語はわかるのに文を作れない」といったつまずきが残ります。
だからこそ、社会人になった今、中学英語を一つひとつ理解し直すことが大切です。基礎を整理することで、英会話やTOEICにも取り組みやすくなります。
今だからこそ学び直しが成功しやすい
学生時代は「テストのため」に英語を勉強していた方も多いでしょう。
一方、社会人は「仕事で必要」「海外旅行を楽しみたい」「英会話ができるようになりたい」など、目的を持って学ぶ人がほとんどです。
英語学習は継続が大切です。目的が明確だからこそ続けやすく、自分のペースで学べる今は、中学英語をやり直す絶好のタイミングといえるでしょう。
社会人が陥りがちな英語学習のワナ
英語を勉強しようと思い立ったとき、多くの社会人がやってしまいがちな学習法があります。
もちろん、これらの方法自体が悪いわけではありません。しかし、自分の英語レベルに合わないタイミングで始めてしまうと、なかなか成果が出ず、「やっぱり英語は苦手だ」と挫折してしまう原因にもなります。
ここでは、英語学習で特によく見られる4つのワナをご紹介します。
難しい教材から始める
「せっかく勉強するなら、人気のある教材やレベルの高い教材を選んだ方が効率よく力がつく」と考え、最初から難しい教材に手を伸ばしてしまう人もいるでしょう。
しかし、ベストセラーの教材が、必ずしも今のあなたに合っているとは限りません。
たとえば、基礎から英語をやり直したいにもかかわらず、高校英文法を網羅した辞書のように分厚い参考書を購入したり、TOEIC本番レベルの問題集から始めたりすると、わからないことが次々と出てきてしまいます。その結果、「全然進まない」「自分には難しすぎる」と感じ、挫折につながってしまうこともあります。
英語学習では、「今の自分に必要なこと」を優先することが大切です。
教材を買いすぎる
本屋に行くと、英会話、TOEIC、文法、単語帳など、魅力的な教材がたくさん並んでいます。
「この教材なら続けられそう」と何冊も購入したものの、結局どれも最後まで終わらなかったという経験がある方も多いのではないでしょうか。
英語力を伸ばすために重要なのは、教材の冊数ではなく、1冊を繰り返しやり込むことです。まずは自分に合った教材を1〜2冊選び、最後までやり切ることを目標にしましょう。
YouTubeを見て満足してしまう
最近では、無料で質の高い英語学習動画を視聴できます。
しかし、動画を見るだけでは、英語を身につけるのは難しいでしょう。
英語はスポーツや楽器と同じで、「知ること」と「できること」は別です。動画で学んだ内容は、実際に音読したり、英文を書いたり、実際に使って初めて定着していきます。
動画は「学習のきっかけ」として活用し、その後は、自分の手や口を動かす学習につなげることが大切です。
いきなり英会話を始める
英語を話せるようになりたいと思ったとき、多くの人が最初に思い浮かべるのが英会話です。
もちろん、英会話は英語力を伸ばすために欠かせない練習です。しかし、単語や文法の知識が十分でない状態では、話したいことを英語で表現できず、日本語の語順のまま話したり、知っている単語だけを並べたりしがちです。
その状態で練習を続けると、誤った語順や表現、発音が定着してしまう可能性があります。第二言語習得研究では、このように誤った言語知識が固定化する現象を「化石化(Fossilization)」と呼びます(Selinker, 1972)。
そのため、英会話は最初に始めるものではなく、「身につけた知識を実際に使い、定着させる場」と考えるのがおすすめです。まずは中学英語の基礎を身につけてから取り組むことで、より効果的に英語力を伸ばせます。
中学英語のやり直しは何から始めればいい?
中学英語をやり直す際は、やみくもに勉強を始めるのではなく、正しい順番で基礎を積み重ねることが大切です。
ここでは、社会人が効率よく英語力を伸ばすためにおすすめの学習順と、それぞれのポイントを紹介します。
発音
中学英語をやり直すなら、まず取り組みたいのが発音です。
最初は、アルファベットと音のルールを学ぶ「フォニックス」から始めましょう。フォニックスとは、文字の名前ではなく、単語のなかでどのような音になるのかを学ぶ方法です。特に子音の発音を身につけることで、カタカナ英語から少しずつ脱却できます。
フォニックスに慣れてきたら、「音声変化」も学びましょう。英語では、単語同士がつながったり、一部の音が弱くなったりするため、知っている単語でも文章になると聞き取れないことがあります。音声変化を理解すると、リスニングがぐっと楽になります。
また、発音練習は話す力だけでなく、聞こえる音と自分の中の音のイメージが一致しやすくなるため、リスニング力の向上にもつながります。
発音は習得に時間がかかる分野ですが、毎日少しずつ練習を積み重ねていきましょう。
単語
単語学習は、英語力を伸ばすうえで欠かせない基礎です。しかし、社会人が最も挫折しやすい学習のひとつでもあります。
単語を覚えるときは、次の3つを意識しましょう。
- 一度に覚えようとせず、何度も繰り返し復習する
- 1日30〜50語(多くても100語程度)を目安にする
- 「スペル・発音・意味」をセットで覚える
ひとつの単語を何十回も書くよりも、短時間で何度も復習する方が記憶に定着しやすくなります。15分ほどで5周できる量を毎日繰り返すのがおすすめです。
また、スペルを見ながら音声を聞き、自分でも発音することで、読む・聞く・話すための知識として定着しやすくなります。
社会人の英語学習の目的は、テストで高得点を取ることではなく、英語でコミュニケーションが取れるようになることです。暗記だけで終わらせず、「実際に使える単語」を増やすことを意識して取り組みましょう。
文法
文法は、中学英語の土台となる大切な分野です。しかし、参考書を読んで問題が解けるようになっただけでは、実際に使えるようにはなりません。
問題を解いた後は、次のような練習を取り入れましょう。
①例文の音声を聞く:正しい発音やリズムを確認する
②例文を音読する:スムーズに言えるまで繰り返し練習する
③日本語を見て英文を組み立てる:余裕があれば、発音も意識しながら声に出す
このような練習を続けることで、「知っている文法」が「使える文法」へと変わっていきます。
教材は、例文の音声が付いているものを選ぶのがおすすめです。正しい発音やリズムを確認しながら学習できるため、理解と定着の両方につながります。おすすめ教材は次章で紹介します。
リーディング
英語を読むことが苦手な場合は、いきなり多くの英文を読む「多読」よりも、まずは英文の読み方を身につけることが大切です。
おすすめなのが、チャンクリーディング(スラッシュリーディング)です。英文を意味のかたまり(チャンク)ごとに区切り、日本語の語順に並べ替えず、英語の語順のまま理解する練習を行います。
たとえば、次の英文を見てみましょう。
I went to the park / with my friends / after school. //
私は公園へ行きました / 友達と一緒に / 放課後に。//
このように意味のかたまりごとに理解することで、英文を前から自然に読めるようになります。
内容を理解した後は、音声を確認しながら音読を繰り返しましょう。英文を英語の語順で素早く理解できるようになると、リーディングだけでなく、リスニングやスピーキング、ライティングの上達にもつながります。
英語が苦手な方こそ、「読むだけ」で終わらせず、音読まで取り入れてみてください。
リスニング
リスニング力を伸ばしたいからといって、ただ英語を聞き流すだけでは、なかなか聞き取れるようにはなりません。
大切なのは、「どの音が聞き取れなかったのか」を確認し、その音を自分でも発音できるようにすることです。
聞き取れなかった英文は、次の流れで練習してみましょう。
・ディクテーション
聞こえた英語を書き取り、聞き取れなかった部分を明確にします。
・音声変化を分析する
音のつながり(リンキング)や脱落、弱形などを確認し、「なぜそのように聞こえたのか」を理解します。
・音読する
正しい発音やリズムを意識しながら、スムーズに読めるまで繰り返し練習します。
・オーバーラッピング
音声と同時に英文を読み、ネイティブの発音やリズムを再現できるように練習します。
自分で発音できる音は、耳でも聞き取りやすくなります。「聞こえなかった音」をひとつずつ「聞こえる音」に変えていくことが、リスニング上達への近道です。
英会話
ここまで紹介した学習を続けたら、ぜひ英会話にも挑戦してみましょう。
英語は、実際に使うことで「知っている知識」から「使える知識」へと変わっていきます。最初は短い英文でも構いません。学んだ単語や文法を意識しながら、少しずつ英語を話す機会を作ることが大切です。
英会話では、「間違えないこと」よりも、「伝えようとすること」を意識して取り組みましょう。実際に英語を使う中で、自分に足りない単語や文法、発音などの課題も見つかり、今後の学習にもつながります。
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社会人におすすめの中学英語教材
英語学習を始めようと思っても、書店やインターネットには数多くの教材があり、「どれを選べばいいのかわからない」と悩む方も多いでしょう。
単語帳や文法書、リーディング教材など種類はさまざまですが、どの教材を選ぶ場合でも共通して意識してほしいポイントがあります。
教材選びでは、次の2つを意識しましょう。
・人気や口コミだけで選ばない
ベストセラーや口コミで評価の高い教材でも、自分のレベルに合っていなければ途中で挫折しやすくなります。難しすぎる教材は学習が続かず、自分のレベルに合った教材の方が理解しやすく、達成感も得られるため、学習を継続しやすくなります。まずは、無理なく最後まで取り組める教材を選びましょう。
・何冊も買わない
「この教材も良さそう」と何冊も購入すると、どれも中途半端になりがちです。英語力は、教材をたくさん持つことではなく、一冊を繰り返し学習することで身につきます。まずは一冊を最後までやり切り、内容が定着してから次の教材へ進みましょう。
ここからは、中学英語を学び直したい社会人におすすめの教材を目的別に紹介します。
おすすめ単語帳
単語学習で何より大切なのは、継続することです。そのため、最初の一冊は「最後まで続けられるか」を基準に選びましょう。
まず必ずチェックしたいのが、音声が付いていることと、音声へ簡単にアクセスできることです。アプリなどからすぐに音声を再生できる教材であれば、毎日の学習のハードルが下がり、継続しやすくなります。
また、フォントやレイアウトが見やすいことや、1日ごとに区切って学習しやすい構成になっていることも大切なポイントです。さらに、書籍だけでなくアプリにも対応している教材なら、自宅では単語帳、通勤時間などのスキマ時間はアプリというように使い分けができるため、より学習を続けやすくなるでしょう。
ここからは、中学英語の学び直しにおすすめの単語帳を3冊紹介します。
夢をかなえる英単語 新ユメタン0 中学修了〜高校基礎レベル

英単語に苦手意識がある方や、中学英語から学び直したい方におすすめの単語帳です。中学修了から高校基礎レベルまでの重要語を学べるため、基礎を固めたい方に向いています。
アプリで簡単に音声を再生できるほか、電子書籍版も購入できるため、自宅では紙の単語帳、通勤時間などのスキマ時間はスマートフォンというように、自分の学習スタイルに合わせて効率よく学習を進められます。
出典:夢をかなえる英単語 新ユメタン0 中学修了〜高校基礎レベル – アルク出版サイト 英語学習・語学教育の総合カンパニー
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ

TOEIC対策を始める方におすすめの単語帳です。TOEIC頻出単語の中でも比較的基礎的な語彙が多く収録されているため、まずは銀のフレーズから始めると無理なく学習を進められます。基礎が身についた後に金のフレーズへ進むのがおすすめです。
また、銀のフレーズは収録されている単語だけでなく、教材としての使いやすさも魅力です。フォントが見やすく、情報量も多すぎず少なすぎないため、毎日の学習を続けやすくなっています。さらに、例文やフレーズには空欄が設けられており、単語が定着しているかを手軽に確認しながら学習できます。
出典:朝日新聞出版 最新刊行物:書籍:TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
速読英単語 入門編[改訂第3版]

単語を一つひとつ暗記するだけでなく、長文のなかで意味や使い方を身につけたい方におすすめの一冊です。単語と長文を同時に学べるため、「単語は覚えたのに文章になるとわからない」という方にも向いています。
音声も利用できるため、長文の内容を理解した後は、音読を繰り返しながら学習を進めましょう。単語力だけでなく、リーディングやリスニング力の向上にもつながります。
出典:速読英単語 入門編[改訂第3版] – Z-KAI Z会の本
おすすめ文法書
文法書も、問題を解いて終わりではなく、学んだ英文を音読できるように音声教材が付いているものを選ぶのがおすすめです。文法は「理解すること」と「使えるようになること」の両方が大切なため、音声を活用しながら学習すると定着しやすくなります。
また、図解やイラストを使って文法のイメージをわかりやすく説明している教材は、初めて学び直す方でも理解しやすいでしょう。一方で、説明が長すぎたり、専門的な文法用語が多かったりする参考書は、途中で挫折してしまうことも少なくありません。そのような教材は、基礎を身につけた後に知識を深めるための一冊として活用するのがおすすめです。
ここからは、中学英語の学び直しにおすすめの文法書を紹介します。
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版

中学英語を基礎から学び直したい方であれば、基礎固めとして心強い一冊です。イラストや図解を使ったわかりやすい解説で、英文法に苦手意識がある方でも無理なく理解を深められます。
また、音声教材が非常に充実している点も大きな魅力です。例文を繰り返し聞くための英語音声だけでなく、解説音声や、スピーキング練習用として、日本語から英語へ瞬時に組み立てる瞬間英作文用の日本語音声も収録されています。文法を理解するだけでなく、「使える知識」として定着させたい方におすすめの一冊です。
出典:中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版 – 学研のドリル・参考書
Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル

中学英文法を一通り学び終え、「理解した文法を使えるようにしたい」という方におすすめの一冊です。約30日で取り組める構成になっているため、学習計画を立てやすいのも魅力です。
また、とにかくアウトプットのための演習が豊富で、学んだ文法を実際に使いながら定着させられます。ダウンロード音声は瞬間英作文にも対応しており、日本語を見てすぐに英文を組み立てる練習ができます。
出典:Mr. Evineの中学英文法を修了するドリル -アルク出版サイト 英語学習・語学教育の総合カンパニー
おすすめ発音教材
発音に特化した教材はそれほど多くありません。そのため、中学英語を学び直す方や、これまで発音やリスニングを体系的に学んだことがない方は、まずは次に紹介する2冊から始めるのがおすすめです。
英語は、文字と実際の発音が一致しない単語も多いため、最初に正しい発音のルールを学んでおくことで、その後の単語学習やリスニング、スピーキングも効率よく進められるようになります。
改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる

発音を基礎から学び直したい方におすすめの教材です。英語と日本語の音の違いや、母音・子音の発音方法を丁寧に学べるため、「聞き取れない」「伝わらない」といった悩みの改善につながります。
出典:改訂3版 英語耳 発音ができるとリスニングができる – KADOKAWA
5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる

英語特有の音声変化を学びたい方におすすめの教材です。音がつながる仕組みや消える音などを理解することで、「知っている単語なのに聞き取れない」という悩みの解消につながります。
出典:5つの音声変化がわかれば英語はみるみる聞き取れる -マイナビbooks
おすすめリーディング教材
リーディング教材は、難しい長文に挑戦するのではなく、「内容を理解しながら最後まで読み切れるレベル」のものを選ぶことが大切です。わからない単語や文法ばかりの教材では、読むこと自体が苦痛になってしまい、学習が続きにくくなります。
また、音声付きの教材を選び、内容を理解した後は音読にも取り組むのがおすすめです。リーディングだけでなく、リスニングやスピーキングの基礎力も同時に伸ばせます。
ここからは、中学英語を学び直す方におすすめのリーディング教材を紹介します。
速読英単語 入門編[改訂第3版]

速読英単語は、単語帳としてだけではなく、リーディング教材としても優秀な一冊です。長文を読みながら単語や表現を学べるため、語彙力と読解力を同時に伸ばせます。
Oxford Graded Readers
Oxford Graded Readersは、英語学習者向けに作られたレベル別の読み物シリーズです。語彙数や文法がレベルごとに調整されているため、自分の英語力に合った一冊を選びながら、無理なく多読に取り組めます。
社会人の学び直しには、大人向けの作品が多く収録されている「Oxford Bookworms Library」がおすすめです。多くの書籍には音声も用意されているため、内容を理解した後は音読やリスニング教材としても活用できます。辞書を何度も引かなくても読めるレベルを選び、英語を読むことに慣れるところから始めてみましょう。
出典:Oxford Graded Readers -OXFORD UNIVERSITY PRESS,Oxford Bookworms Library -OXFORD UNIVERSITY PRESS
1日30分でできる中学英語やり直しメニュー
英語学習は、一度に長時間勉強するよりも、毎日続けることが大切です。
忙しい社会人は、まず1日30分を目安に始めてみましょう。通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用すれば、無理なく続けられます。
では、1日30分で取り組める学習メニューを紹介します。
平日の学習例
まずは1日30分を目安に、毎日続けることを意識しましょう。
時間を確保できない日があっても、5分だけ単語を復習するなど、学習を途切れさせないことが大切です。以下は、30分で取り組める学習メニューの一例です。
| 時間 | 学習内容 |
|---|---|
| 15分 | 単語 |
| 10分 | 文法(例文の音読・瞬間英作文) |
| 5分 | 発音(フォニックス・音声変化) |
休日の学習例
平日の30分学習が習慣になってきたら、休日は15分単位で学習を追加してみましょう。
たとえば、リスニングや英会話、ライティングなど、平日は時間を取りにくい学習に取り組むのがおすすめです。まとまった時間が取れる日でも、最初から長時間勉強する必要はありません。
まずは平日の30分を基本とし、余裕のある日に15分ずつ学習を積み重ねていくことで、無理なく英語力を伸ばせます。
| 時間 | 学習内容 |
|---|---|
| 15分 | 単語 |
| 10分 | 文法(例文の音読・瞬間英作文) |
| 5分 | 発音(フォニックス・音声変化) |
| 15分 | リーディング(音読)or リスニング |
| 15分 | 英語日記など |
英語学習を継続するコツ
英語力は、一朝一夕で身につくものではありません。だからこそ、大切なのは「頑張ること」ではなく、「続けられる仕組みを作ること」です。
ここでは、忙しい社会人でも無理なく英語学習を続けるためのコツをご紹介します。
モチベーションに頼らない
「やる気が出たら勉強しよう」と考えていると、忙しい日や疲れている日は学習が止まってしまいます。
英語学習は、モチベーションではなく習慣にすることが大切です。たとえば、「通勤中は単語帳を開く」「歯磨きをしながら音声を聞く」など、毎日の生活の中に英語学習を組み込むことで、自然と続けやすくなります。
学習できる環境を整備する
学習を始めるまでのハードルをできるだけ下げることも重要です。
たとえば、単語帳をバッグに入れておく、スマートフォンに英語学習アプリを入れておく、机の上に教材を置いておくなど、「すぐに学習を始められる環境」を整えておくことで、継続しやすくなります。
できたことを記録する癖をつける
学習時間や取り組んだ内容を記録すると、自分の努力が目に見えるようになります。
毎日細かく書く必要はありません。「単語10分」「文法20分」のような簡単な記録でも十分です。積み重ねが見えることで達成感が生まれ、次の日の学習へのモチベーションにもつながります。
まずは今日、英文を1回音読してみよう
中学英語のやり直しは、特別な才能や長時間の勉強が必要なわけではありません。大切なのは、小さな一歩を積み重ねることです。
「単語を5分覚える」「英文を1回音読する」といった小さな行動でも、続けることで少しずつ英語力は身についていきます。
今日から完璧を目指す必要はありません。まずはこの記事で紹介した学習法を参考に、英文を1回音読することから始めてみましょう。その一歩が、英語を「わかる」から「使える」へ変える第一歩になります。
参考文献:
Selinker, L. (1972). Interlanguage. International Review of Applied Linguistics in Language Teaching, 10(3), 209-231.
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